「受験英語」 ってあるの?

「(大学)入試英語」「TOEICの英単語」「英検対策講座」などという文句をしばしば見聞きしますが,果たしてそのような「特別な英語」が存在するのでしょうか?

二者択一で答えるとしたら「存在しない」というのが私の意見です。

確かにそれぞれの試験には何に重点を置くかによって多少の違いは見られます。しかし,そのような違い(特徴的な部分)が各試験に占める割合は多めに見積もっても2割未満,つまりどの資格[検定]試験も8割〜9割はどの試験でも通用する「英語の常識」で構成されています。

「TOEICを受けたら高得点だけど英検はサッパリだめだ」などという話は聞いたことがありません。逆に,難関大学の英語に合格する学生の多くは「英検二級」(時として「英検準一級」)にも合格します。

つまり所詮「英語は英語」なのです。

よく「急がば回れ」といいますが,英語学習では「何かこれだけやれば良い」という決め手になるような「近道」はなく,単語,熟語,文法,構文,語法,読解と総合的に学習する「回り道」をして初めて実力がつきます(そして学習が楽しくなります)。


戻る