英語の聞き取りができないのは何故?

英語のリスニングが苦手な人はたいてい「英語を前から素早く処理する(=読む)ことのできない人」です。

英語を読む場合はじっくり時間をかけて後ろから前へ戻って読むこともできますが,英語を聞くときは「戻り聴き」することはできません。つまり英語が読まれる速度と同じ速度で戻り読みせず英文の大意を把握できる「速読力」が必要なのです。

しかし「読めば瞬時に理解できる簡単な内容なのに聞き取れない」とか「読解能力が十分あるのに聞き取りだけはだめ」という場合には英語の音に慣れていないのが原因でしょう。

一般に日本の英語教育では逐語的に正確に発音する練習はするのですが,語と語が連続したときに起こる音の変化や省略についてはほとんど教えられません。例えばHow do you like it? は米語では「ハウルユライキッ」となります。「そんなふうに発音されるとは知らなかった」から聞き取れなかったのです。

対策ですが,英語を聴くときにはスラッシュリーディングと同じ要領で文を細かく区切りながら(=ポーズボタンで音声を止めながら) 意味を取っていくようにします。聞き取れなかったらまた最初の地点に戻り聞き直します。それでも聞き取れなかったらテキストで何と言っていたのか確認します。この作業は「速読」の訓練としても効果があります。


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