THREE IN ONE No.38
 which という関係代名詞があります。これは前に置かれている名詞を置き換えたいわば「分身」の役目をします。 よく「関係代名詞や関係副詞がわからない!」という声を耳にしますが,そういう人達は学校で関係代名詞を「〜したところの」と後から訳し上げて理解するように指導を受けた人が多いようです。

THREE in ONE の読者の方はすでにお気づきだと思いますがどちらも関係代名詞と関係副詞を「すなわち...だが」と前から訳し下げて理解するように指導しているでしょ。この訳し下げの際に,名詞を説明する文を作っているのだという意識が大事です。

例えば今日の例文では,これを実践してみると,

 the worship of money,  which    
       ↑          ↑
     拝金主義    すなわちそれは

 he asserted      was ...
    ↑          ↑     
 彼は主張する   ...であると

The founder of the new religion delivered a passionate sermon about the worship of money, which he asserted was the root of all evil deeds.

▽ Slash Reading
The founder/of the new religion/delivered a passionate sermon/about the worship/of money,//which/he asserted/was the root/of all evil deeds.

▽ Slash Translation
創始者は/この新しい宗教を(始めた)/熱のこもった説法を行った/崇拝についての/お金を(崇拝する)//すなわちそれは/その創始者が主張するところでは/根源である/全ての邪悪な行為の。

▽ Free Translation
新宗教の創始者は,拝金主義が諸悪の根元であるとする,熱のこもった説法を行った。


▼ WORDS

□ founder<名>創設[創始,設立]者:found<動3>…を創設[設立]する

□ of<前>…を(◆「…」部分がofの前の名詞の目的語であることを示す.例文では,founder of ...と worship of ...がこれに当たる)

□ religion<名>宗教:religious<形>宗教の

□ deliver<動3><講演・演説>を行う,…を配達する

□ passionate<形>熱のこもった,熱烈な

□ sermon<名>説教,説法

□ worship<名>崇拝,賛美;<動>…を崇拝[賛美]する

□ which<関代>すなわちそれは(◆主語の働きをする)

□ assert<動3>…を[だと]強く主張する[訴えかける]

□ root<名>根,根本,根源

□ evil<形>悪の,邪悪な;<名>悪,邪悪

□ deed<名>行い,行為(◆通常,とても良い[悪い]行為を指す)


▼ Phrases & Patterns

□ <先行詞> which (S) + (V) +V ...
 =「<先行詞>,すなわちそれは,(S)が(V)するところでは,V…だという」 →「V…であると,(S)が(V)する<先行詞>」(◆ whichは主語(=主格)の関係代名詞.(V)はthat節を取れる動詞)

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