THREE IN ONE No.41
 関係代名詞はなんとなくのフィーリングでは身につきにくいですね。理詰めの理解が必要です。

関係代名詞というと主格,目的格,所有格の3つを習いますが,さらにもう一つ補語格というのがあります。
今日はこの補語格の関係代名詞を使った例文です。

Japn was an economic superpower.
 S  V             C
(日本は経済超大国だった)

上記の文のC(補語)をSの前にもってきて説明文をつくったのが補語格の関係代名詞です。

Japan is no longer the economic superpower (that)
                       先行詞   C
it was in the 80s.
S V

日本はもはやない,経済超大国では(先行詞),すなわちそれで(C),日本は(S),あったが(V),80年代に。


補語格の関係代名詞は通常省略されますが,先行詞の後にカンマを置く場合は,先行詞が人であれ物であれ関係なく which を用います。

今日の例文では2箇所に補語格のwhichが,そして1箇所は省略されています。which もしくは省略されたthatは「説明文」の補語になるので「すなわちそれで」と訳してみるとうまく意味が通ります。

They call me a liar, which I am not; they accuse me of being selfish, which I am not, either. I am by no means the kind of man they think I am.

▽ Slash Reading
They call / me a liar, / which / I am not; // they accuse me / of being selfish, / which / I am not, / either. I am / by no means /the kind of man / they think / I am.

▽ Slash Translation
彼らは呼んでいる/私を嘘つきだと/(ちなみに)それ(=嘘つき)で/私はない//彼らは私を非難している/利己的だと/すなわちそれで/私はない/また同様に。私は/決してないのだ/たぐいの男では/(すなわちそれで)彼らが思っている/私があるという。

▽ Free Translation
彼らは私のことを嘘つきだと言いいますが,私は嘘つきではありません。私を利己的だとして非難しますが,それも間違いです。私は,彼らが思っているような人間では決してないのです。


▼ WORDS

□ call<動5>…を〜だと呼ぶ

□ which<関代>すなわちそれで(◆補語の働きをする関係代名詞.後には補語が欠落する「不完全な文」が置かれる.補語の関係代名詞は通常省略する(例文中では man と they の間に省略されている)が,カンマの後で用いる場合は先行詞が人でも人以外でも which を用いる)

□ liar<名>嘘つき:lie<動1>嘘をつく

□ accuse<動3><人>を非難する[訴える]

□ selfish<形>自己中心的な,利己的な(= egoistic)

□ either<副>((否定文で用い))同様に…でない(◆肯定文では too を用いる)


▼ Phrases & Patterns

□ accuse A of B<動>AがBであるとして非難[訴える](◆ Bが形容詞の場合は,「being <形>」とする)

□ by no means<副>決して[全然]…でない(= not at all)
 
□ kind of ...<形>種類[たぐい]の…(◆ kind of は a lot of などと同じく一語の形容詞と見なされる)

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