THREE IN ONE No.54
 「彼女はハンドバッグを強奪された」

 × She was robbed her purse.

この文はどこが間違っているのでしょうか?

この文は受身になっているが,過去分詞形(robbed)の後に名詞がある。 このように「be + 過去分詞 + 名詞」の形が可能なのは以下の形で使うことができるタイプの動詞に限られます。

 動詞+名詞A+名詞B (AにBを〜する)

このように動詞の後に2つの名詞があるから,一つを受身の文の主語に取られても,まだ一つ名詞が残るのです。
→ A is 動詞の過去分詞 + B (AはBを〜される)

rob は「rob A B」とはできない。だから「A is robbed B.」とできないというわけです。
「AはBを〜された」という日本文を無批判に「A is 過去分詞 B」にしてはいけないということです。

今日の例文で「I was charged a cancellation fee.」となっているのは charge は「charge A B」が可能な動詞だからですね。

I suddenly became uncertain as to whether I had chosen the right clothes and canceled the order, but I was charged a cancellation fee.

▽ Slash Reading
I suddenly became uncertain / as to / whether I had chosen the right clothes / and canceled the order, // but I was charged / a cancellation fee.

▽ Slash Translation
私は突然急に確信が持てなくなった/次のことに関して/私が最適な服を選んだかどうか/そして,その注文を取り消した//しかし私は支払うことを求められた/取り消し料金を。

▽ Free Translation
私は選んだ服の選択が正しかったのかどうかわからなくなって,注文を取り消したが,その結果キャンセル料の支払いを求められた。 


▼ WORDS

□ suddenly<副>(突然)急に

□ uncertain<形>確信が持てない,定かでない(= unsure):certain<形>確信している,定かである(= sure)

□ choose<動3>…を選ぶ(◆例文の had chosen は became uncertain よりさらに昔の過去(=大過去))

□ right<形>(選択・決定が)最適な,(事実に照らして)正しい

□ clothes<名>服(◆ cloth は「布地」.一着の服でも複数の服でも clothes)

□ cancel<動3>…をキャンセルする[取り消す,無効にする]:cancellation<名>キャンセル,取り消し

□ order<名>注文;<動>…を注文する

□ charge<動4or3>(<人>に)<金額・利子>を課す[支払うよう求める](◆例文は受身で,<人>が<金額>を課される[支払うよう求められる])

□ fee<名>(許可やサービスの)料金(◆ an entrance fee「入会金」,doctor's fees「診察料」)


▼ Phrases & Patterns

□ as to<前>…に関する[関して](= regarding, on)

□ whether S + V ...
  = if S + V ...
「SがV...かどうか」(◆ whether ...は文中のどこにでも置けるが,if ... は ask, tell, say などの目的語にしか置けない)

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