THREE IN ONE No.62
 do, does, did という助動詞があります。
今回はこのことばの意味を考えてみましょう。

 He does not make mistakes. 
 (彼はミスをしません)

この does not は否定ですが,ここから否定要素の not を取り除くと以下の2つの文ができます:

(a) He makes mistakes.   
  (彼はミスをします)
(b) He does make mistakes. 
  (彼はミスを(しないのではなく)するのです)

否定文はふつう (a) のように言いますが,(b)のように does を残すと「肯定」の意味を強調することになるのがおわかりでしょうか。以下の文もそうです。「確かにあった」という「肯定」の意味を強調していますね。

  I did have it somewhere but I must have lost it.
 (確かにそれを「もっていた」んだけど,なくしちゃったんだな)

この do はまた,命令文で用いると「して下さい」を強め「是非して下さい」という意味になります。

  Do have some more coffee.
 (どうぞどうぞもっとお飲み下さい)

"He would make an ideal business partner; he never makes a vague promise, and once he does make a promise, he is certain to stick to it."

▽ Slash Reading
"He would make / an ideal business partner // ; he never makes a vague promise, / and / once he does make a promise, / he is certain / to stick to it."

▽ Slash Translation
「彼ならなるだろう/理想的なビジネス・パートナーに//(というのは)彼は一度もしない,曖昧な約束を/そして/ひとたび,彼が"すると",約束を/彼は確実だ/それを果たすのが」

▽ Free Translation
「彼なら理想的なビジネス・パートナーになるだろう。彼は,曖昧な約束は決してしないし,一度した約束は必ずに守り通すからね」


▼ WORDS

□ would<助>((想像・空想して))…だろう(◆「would+原形」では過去を表さない点に注意)

□ make<動2>…になる(素質・性質を備えている)(◆ will[would]と共に用いる.「(実際に)…になった」という場合に用いる表現ではない)

□ ideal<形><名>理想(的な)(= the best possible, perfect)

□ partner<名>(事を共にする)相手,相棒,伴侶

□ never<副>一度も[決して]…しない(◆「全く…でない」と,否定を強調する場合にはほとんど用いない)

□ make<動3>…を行う,…する(◆ make a decision「決定を行う」,「make an effort「努力する」,make progress「進歩する」)

□ vague<形>あいまいな,漠然とした(= ambiguous)

□ promise<名>約束;<動3or1>(…を)約束する

□ once<従接>ひとたび[いったん]…すると;<副>((文中で))かつて,((文末で))一度

□ do(es)<助>((否定文の後で肯定の意味を強調する))(◆動詞の原形の前に置く)

□ certain<形>確実である,確信している

□ stick<動>くっつく,くっついて動かなくなる


▼ Phrases & Patterns

□ S will [would] make a <形>+<名>. 「Sは<形>な<名>になるだろう」

□ Once S + V ..., <S> + <V> ...
 「ひとたび[いったん]SがV...すると,<S>は<V>する」

□ be certain to V原形<動>Vするのは確実だ

□ stick to ...<動><約束・決定・合意など>を果たす,<活動・行為>をあくまでも続ける(◆「…に(to)くっついて離れない(stick)」イメージから)

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