THREE IN ONE No.86 |
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for はたいてい前置詞で用いますが,少し堅い文体では接続詞で用いることもあります。
前置詞なら,後には名詞が置かれますが,接続詞なら後は文が置かれます。接続詞の場合は,前の文で述べたことについての補足的に理由を述べるのに用います。つまり,以下の形で使われることを頭に入れておく必要があります。
<1> 〜,for ….(〜である。というのは…だからだ。)
<2> 〜.For ….(〜である。というのは…だからだ。)
(注)「〜」「…」は共に文
そして以下のようには使えません。
× For …,〜.(…なので,〜です。)
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Although the situation called for swift action, we were at a loss as to
what to do, for none of us had anticipated a disaster of that magnitude. |
▽ Slash Reading
Although / the situation called for swift action, / we were at a loss /
as to / what to do, // for / none of us had anticipated a disaster / of
that magnitude.
▽ Slash Translation
次のことにもかかわらず/状況が要求していた,素早い行動を/私達はまごついていた/次に関して/何をすべきかに//というのは/私達の中の誰もそれ以前に予期していなかったからだ,災害を/そのような規模の。
▽ Free Translation
事態は迅速な行動を迫っていたが,我々はどうしたらよいのかわからずまごついていた。というのも,そのような規模の災害を誰一人として想定していなかったからである。
▼ WORDS
□ although<従接>…にもかかわらず(= though)
□ situation<名>状況,情勢
□ swift<形>速い,素早い,迅速な(= rapid)
□ action<名>行動,活動,訴訟
□ as to<前>…に関して(の)(◆文頭や文中で用いる)
□ for<等接>というのは…だからだ
□ none<名>(3つ[3人]以上の中の)どれ[誰]も…ない
□ anticipate<動3>…を予想[予期]する(◆それに対して準備ができているというニュアンスがある)
□ disaster<名>(多数の犠牲者が出る)災害,惨事
□ magnitude<名>規模,重要性(= the great size or importance)
▼ Phrases & Patterns
□ call for ...<動>…を要求する(= require, demand)
□ be at a loss<動>どうしてよいかわからない,まごついている
□ what to do<名>どうしたら[何をしたら]よいのか(◆日本語につられてhow
to do としないように)
□ S + V ..., for <S> + <V> ...
「SはV...である。というのは<S>は<V>...だからだ」
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