Question
try to V原形の「Vしようと頑張る」というのは、主語が実質的にやっていることは「頑張る」ことであって、「Vする」ことではないということなのでしょうか。

Answer
その通りです。「try to V原形」は,「Vしようと頑張る」「Vしようと努力する」ということであって,実際にVするに至ったか否かにはふれていない表現です。一方,try Ving は「実際にVする」という意味で,両者の違いは過去形にするとはっきりします:

(a)  I tried to open the door.
   私はドアを開けようとした。

(b)  I tried opening the door.
   (何があるのかなと思って)ドアを開けてみた。

(a)は,ドアを実際に開けた(開けることができた)かどうかは,聞き手には不明です。但し,一般的に,tried to V は「Vしようとしたができなかった」ことを示唆するので,「ドアは開かなかった」のだと聞き手は推測します。
(b) は,実際に「ドアを開けた」という事実が述べられています。



Question
不可算名詞について教えて下さい。
一般的に数えられないはずですが、informations と furnitures、waters というのを見ました。

どのような時にこのようなこのような形がとれるのでしょうか?

Answer
 a lot of information / very little information
 a lot of furniture / very little furniture

上記のように information, furniture は「量」と見なし数えません。ただ,ネイティブスピーカーがinformation を可算名詞として用いていることは(ごく希にですが)あるようです。それは以下のように「異なる(複数の)情報」「別個の情報」という意味の場合です。ただその場合も informations と複数にしなければならないというわけではありません:

 Greater confidence can be put on informations derived from
 these research institutes.

 これらの研究機関から寄せられるそれぞれ(別個)の情報は,他と比べ
 より信頼性の高いものである。

furniture を可算名詞と見なす例に私はお目にかかった記憶がありません。また,Collins Cobuild のデータベースを検索してみましたが,そのような用例は見つかりません。誤って-sをつけてしまった可能性があります。

結論として、information や furniture は常に不可算名詞と考えて用いればよいでしょう。

water は 「水」という意味では不可算名詞です。しかし,「水域」「海域」という意味で用いる場合は waters です:

 We're in British waters now.
 我々は今、英国の水域にいる。

それから、コーヒーやビールのような「液体」の名詞は不可算名詞だと習いますが、「コーヒーを1つ/2つ」という場合は可算名詞として扱い、a coffee, two coffees とします。日常会話では、a cup / two cups of coffee という言い方は(面倒なので)好まれません。

 I'd like two coffees.
 コーヒーを2つお願いします。

 While you're there, get me a beer.
 ついでにビールを一本買ってきて。



Question
大学受験生です。「東京大学」って英語で何て言うのだろう?と思い質問させてもらいました。自分なりに考えた英語は次の4つです。どれがよいか教えて下さい。

 the Tokyo University
 Tokyo University
 the University of Tokyo
 University of Tokyo

Answer
大学名は,固有名詞として扱い,the をつけずに,Tokyo University, Harvard University, Oxford University とします。東京大学の場合は,the University of Tokyo も可能でこちらが正式な言い方です。of を使う場合は the が必要になります。
ただし,慶応大学を the University of Keio とは言えません( Keio University はもちろん可能)。the University of ... という形を使う場合は,その大学が「...」という場所に存在していなければならず,慶応大学は慶応に存在していないのでこの形は使えないのです。また早稲田大学を the University of Waseda とすることもできません。of の後の地名は都市の名前や都道府県,国名など大きな行政単位でなければいけません。

 ロンドン大学
 the University of London (正式名)
 London University (通称)



Question
現在完了の結果用法とはなんですか?

Answer
「夏がきましたね」という時,come という動詞を用いて表すとすればSummer has come. と現在完了形で表します。 これが「結果の用法」です。

Summer came. では過去の出来事を述べているに過ぎず「今夏である」という意味になりません。結果の用法は,「(最近の過去において)…をし,その結果、現在その状態が続いている,もしくはその影響が残っている」という場合に用います。

ALL IN ONE (SECOND EDITION) の例文[6][7]とその解説を読めばさらに理解が深まりますので、一読をお勧めします。

以下で「故障してしまいました」が過去形ではなく、現在完了形になっている点に注意してください:


  リフトが故障してしまいました。(今も故障中)

  The lift has broken down. …結果用法


(注)The lift broke down. と過去形で表すと,「過去に故障した」という事実を述べるだけで,今の状況までは言及していないことになる。



Question
Tonny is in a hurry to grow up, eager for knowledge and experience.

この英文がよくわかりません。to 不定詞は「〜するために」の意味で、eager の前には分詞構文で being が省略されていると考えて良いのでしょうか。
日本語訳もしっくりといかないのでお願いします。

Answer
この文は分詞構文で,eager の前には being が省略されている、と考えてよいと思います。

 ・(Being) 形容詞句, S + V ...
 ・ S + V ...,(being) 形容詞句.

この構文は「(being)形容詞句」が「S + V ...」と同時点における補足説明を表します。

また、このような形容詞句を伴う分詞構文は being を省略してしまうのが一般的です(◆ ALL IN ONE (SE) の例文181〜183は全てこの構文です。関連説明があるので、テキストをもっている人は確認しておくとよいでしょう)


【意味】
「トニーは、知識と経験を身につけたいと願い,大人になることを急いでいるのだ」

・in a hurry to V = Vしようと急ぐ
・grow up =大人になる
・be eager for ... = ...を手に入れたいと切望する




Question
初心的な質問で申し訳ありません。ingの付け方に関する質問です。 「短母音+子音で終わる語には,最後の子音をもう一つ付け加えた後にingを付ける」 という法則の例外には,どのようなものがあるのでしょうか。また,その例外に関しては,法則のようなものはないのでしょうか。

Answer
ルール(1):

「母音字+r」の動詞は r を重ねて -ing をつけます:

 stir → stirring(× stiring)


ルール(2):

2音節以上の語で,最後の音節が「強く発音される母音+子音字1つ」または「強く
発音される母音+r」で終わるものは子音字を重ねて -ing をつけます:

 omit → omitting (× omiting)
 occur → occurring(× occuring)


*ルール(2)の例外:

強く発音される母音が最後の音節にない語は,そのまま ing をつけます:

 visit → visiting (× visitting)
 offer → offering (× offerring)



Question
must と have to は同じ役割をすると習ったのに、どうして疑問文の作り方がちがうのですか? must はただ主語と順序を入れ替えれば疑問文になるのに、なぜ have to は Do や Dose をつかわないといけないのですか?

Answer
must, can, will は助動詞であるのに対し have to の have は動詞だからです。will と be going to が同じ疑問文の作り方にならないのと同じです。

have to V原形 はもともと,have + to V原形 から出来上がったもので,このhave は「…をもっている」という他動詞,to V原形 は「Vすること」という意味の名詞句で,have の目的語です。つまり「Vするという(なすべき)ことをもっている」 ことから 「Vしなければならない状況にある」 という意味になったのです。



Question
All in One に書かれている分詞構文には「付帯状況」や主節のSVから「前」あるいは「後」、「同時に起こっている」といった用法がありますが、学校の授業や文法の参考書で「時」や「理由・原因」、「条件」、「譲歩」といった用法を勉強しました。実際にこういった用法の分詞構文がある英文に出会ったときには、文脈から判断するしかないのでしょうか。

Answer
「時」「理由・原因」「譲歩」等の意味をもつ英文に出会うのは受験参考書や大学入試の文法問題だけではないでしょうか。分詞構文の分詞(VingとVp.p.)を「時」「理由」「条件」「譲歩」のどれかに分類して理解する方法は,分詞のもつ「感覚」を鈍らせ,分詞構文を最終的に使えなくさせてしまう方法なので,決してお勧めしません。

分詞構文での分詞はあくまで,状況説明や前置き(「ちなみに…だが」「…して」「…しながら」)や,結果の補足(「そして…した」)という,特定の接続詞で置き換えずらい意味の範囲をカバーしていると考えるべきです。

いくつか例文をあげて説明してみましょう。

<1> Seeing a policeman, the thief ran away.

   【一般的な受験参考書や英語教師の訳例】

    ・警官を見るや否や,泥棒は逃げていった。(時と解釈)
    ・警官を見たので,泥棒は逃げていった。(理由と解釈)

   【All in One やネイティブの感覚】

    ・警官を見て,泥棒は逃げていった。(状況説明)


<2> Turning to the left, you will see a post office.

   【一般的な受験参考書や英語教師の訳例】

   ・左に曲がれば,郵便局が見えます。
    (仮定と判断して if で置き換えられる)

   【All in One やネイティブの感覚】

   ・左へ曲がって,目に入ってくるのは郵便局です。(前置き)

   *このように中立的に解釈し,その結果の日本語訳を
     「左に曲がれば」とするのはかまわない。



<3> Born and raised in the U.S., Masao speaks English fluently.

   【一般的な受験参考書や英語教師の訳例】

    ・アメリカで生まれ育ったので,正夫は英語がペラペラだ。

   【All in One やネイティブの感覚】

    ・アメリカで生まれ育った正夫は英語がペラペラだ。

   * この文は,Masao, who was born and raised in the U.S.,
      speaks English fluently. と置き換えても同じ意味になります。



分詞を接続詞に当てはめて考える指導を受けてきた学習者は例外なく以下のような(最もよくネイティブが用いるタイプの)英文に出会ったときにどうしてよいのかわからなくなるのです:

<4> Growing up in L.A., Chen was a straight-A student.

  × ロサンゼルスで育ったので,チェンはオール5の生徒だった。
  ○ ロサンゼルスで育ったチェンは(当時)オール5の生徒だった。


ただし,以下のように,まれに「前提条件」や「譲歩」と取れる表現があります。それらは固定化された表現(つまりイディオム)だけに見られることで,これらの意味を分詞全般に適用してはいけません。

 ・ generally speaking 「一般的に言うと」
 ・ judging from ... 「…から判断すると」
 ・ considering ... 「…を考慮すれば」
 ・ admitting ... 「…は認めるものの」
 ・ having said that 「そうは言ってみたが」



Question
NHKのラジオ英会話5月号で local PTAs have only themselves to blame. という表現がありました。「地域のPTAが自分達で責任を取るしかない」という意味でした。この場合にonly themselves to blameの部分がなぜ原形不定詞を用いていないのでしょうか? 「have + 目的語 + 原形不定詞」の文型では「目的語 + 原形不定詞」がネクサスの関係でS+Vとして考えますが、例文では only themselves to blameを一つの目的語として捕えているべきなのでしょうか?
類似の文章で他の雑誌に we have only two days to go.(我々にはもう2日しか残っていない)がありました。この場合もtwo days to goをS+Vと考えないで「残っている2日間」と考えるのでしょうか?

Answer
<1> They have nothing to lose.
   (彼らには何も失う物はない)

<2> They have only themselves to blame.
   (彼らには非難すべき対象が自分達だけしかない)

<3> They have only two weeks to go.
   (彼らには,先へ進むのが(=この先にあるのが)2週間しかない)


上記 <1> 〜 <3> の 「to V原形」 はいずれも形容詞用法で直前の名詞を修飾しています。
<1>は to lose が nothing を修飾しており,lose の目的語が nothing になっています。
<2>は to blame が themselves を修飾していて,blame の目的語が ourselves です。
<3>は to go が two days を修飾していて,two days は to go の主語になっています。
 
「have + 名詞 + V原形」 という表現は,「have + 人 + V原形」 の形で使いますが,この場合の「人」は自分以外,つまり oneself 以外になります。 この表現は使役といって,「人に何かをさせる[してもらう]」場合に用いる表現なので oneself(自分自身)以外になるのです。


Question
人間以外で he, she を使う場合を教えてください。

Answer
ペットの雄と雌はそれぞれ he, she で表します。
she はペット以外にも,国や船,車,機械などを指して(itの代わりに)も使われる場合があります。この場合の she は女性(母)をイメージさせるもの(国や船など)や,その人が愛着を感じているもの(車や機械)に用います。

 Look at my new car. Isn't she beautiful?
 「俺の新車を見てくれ。かっこいいだろう?」


また he は God の代名詞としても用います。これは大文字で表します:

 He talked about God and His mercy.
 「彼は神と神の慈悲について話した」


Question
NHK出版の「ヒロコ・グレースの海外旅行英会話」の中に、質問文として次の英文があります。   

What won't you not find in the Departure Lounge?
おそらく、「出発ロビーにないものは何ですか」という意味だと思われますが、not が不要のように思われるのですが分かりません。教えてください。

●場面状況:
After check-in, please proceed to Passport Control. Fill out a Departure Card and stand in line . After Passport Control, you may go your gate or enjoy the services of the Departure Lounge, there are two restaurants, a cafeteria, a cocktail bar and a duty-free shop.

●設 問: 
  What won't you not find in the Departure Lounge ?

●選択肢:
  A) A place to buy duty-free items .
  B) A newsstand .
  C) A bar.

●正解: B


Answer

 What won't you not find in the Departure Lounge?
 (空港ラウンジにないものは何ですか?)

この文の not はなくてもかまいません。つまりこの文は次のように書き換えることができます:

 What won't you find in the Departure Lounge?

「見つかるもの」ではなく「見つからないものは何?」と,質問の内容が否定であることを念押しするために not を繰り返したのです。発音するときは,この not が強く発音されます。



Question
It couldn't be better.の訳が、「最高にいいよ」となることを解説してください。

Answer
「could + 比較級」は「これ以上...になり得るだろうに」という意味です。
「couldn't + 比較級」は「これ以上...にはなり得ないだろうに」という意味です。

従って、It couldn't be better. は「これ以上良くはなり得ないだろうに」で、「最高にいいよ」となります。

ちなみに It could be worse. なら、「これ以上悪くなり得るだろうに」、つまり「(悪いと言っても)この程度で済んでいるからまだましだよ」という意味になります。

これらの表現で用いられている could は過去ではなく現在の状況について想像している点に注意しましょう。



Question
ある参考書に、be to 不定詞=助動詞+原型動詞という用法、例えば、He is to stay here untill concert is over (義務)で、be to を外しても文が内容的に成立すれば、これを助動詞と考えて良いとありました。

他の参考書に、This map is to show you the way は、この用法にはあたらないとあったのですが、何故でしょうか? be to が外せるような気がしてしまうのですが・・・。

Answer
要は,「S is to Vの原形」という形を見たときにその意味の取り方を次のように覚えておけばよいのです。(be to が助動詞であるか否かは意味を取る上での本質的な問題ではありません)


 <1> SはVすることである。

 <2> SはVするためのものである。

   This map is to show you the way.
   (この地図はあなたに道順を示すためのものです)

 <3>(( if S is to Vの原形 で))SがVするためには (目的)

 <4> SはVすることになっている。(予定)

 <5> SはVしなければならない。(命令・指示)

 <6>((過去形で))SはやがてVすることになっていた(運命)

 <7>((受動態で))SはVされることができる(可能性)
    *この用法はまれ


あなたが使っている参考書の著者は,<4>以下における be to 部分を助動詞と見なし,<1>を「to不定詞の名詞用法」,<2>を「to不定詞の目的用法(=副詞用法の一部)」として区別したかったのだと思います。

ちなみに,He is to stay here until the concert is over. は文脈次第で,<4>(彼はここにいることになっている)にも <5>(彼はここにいなければならない)にも解釈ができます。



Question
先日読んだ本に書かれていた英文でどうしても意味のわからないものがあり、教えていただきたくてメールいたしました。

I am not as concerned with what he told you as with what he did not.

上記の文の意味がわからないのです。
熟語の be concerned with ... と as 〜 as が一緒にっているのかなとも思うのですが、withが2つあるので be concerned with の with 1つめの with なのか、2つめの with なのかわかりません。「彼がした事は、あなたに言った事と関係がない」という意味のような気もするのですが、確信が持てなくて・・・・・ 宜しくお願いします。

Answer
この文を理解するためには,2つのことが重要です。

一つは,比較級を作る「(not) as ... as ...」の(2番目の)as や「比較級than ...」の than は接続詞の働きをして後に「文」が置かれるという点です。

二つ目は,繰り返されることばは省略されたり短縮されたりするということです。

この2つの決まりに従って,ご質問の英文を(省略/短縮せずに)書き換えると以下のようになります

 I am not as concerned with what he told you
 as I am concerned with what he did not tell you.

not as A as B は「BほどAではない」「Bと比べてそれほどAではない」だから,全体の意味は,「私は,彼があなたに話さなかったことに対する関心と比べれば,彼があなたに話したことに対しそれほどの関心はない」→「私は,彼があなたに話したことよりも,むしろ話さなかったことに関心がある」となります。2行目の英文の I am concerned は1行目と重複しているので省略されています。with も重複していますが、これはあった方がわかりよいので残してあるわけです。

(注) as と than はまた、前置詞としても働きます。接続詞として働く場合と前置詞として働く場合の表し方の違いについては,ALL IN ONE (SE) の [395] でわかりやすく説明されていますのでご参考に。



Question
ある参考書に以下の文が、以下の様な説明付きで載っていました。

 He bowed, which she returned courteously.
 (彼が頭を下げると、彼女も丁寧に答礼した)

(説明)「whichの継続用法では稀に動詞を受ける事がある。」

ここで僕にはwhich(=bowed)がshe returned以下のどこの部分で働いているのかが分かりません。どうか教えて下さい。宜しくお願いします。

Answer
参考書が指摘しているように,カンマのあるwhichは名詞以外のもの,つまり文や動詞句などを先行詞にできます。

return には他動詞で「…(と同じもの)を相手に返す」という意味があります。 which は bowed,つまり「お辞儀」を指しているので,which she returned は「お辞儀を,彼女は(相手に)返した」となります。


Question
◇There were much more people than I had expected.
◆There were many more people than I had expected.
◆There were far more people than I had expected.
◆There were a lot more people than I had expected.

◇が文法的にダメらしいのですが比較級を強調する時は much,far などを使うと教わったので,なぜダメなのかわかりません。
あと many,a lot も比較級を強調できるのですか?

Answer
比較級を「はるかに」「ずっと」という意味で修飾する場合,much, far, a lot, a great [good] deal,等を用います:

[A] はるかにより難しい

 ・much more difficult
 ・far more difficult
 ・a lot more difficult
 ・a great [good] deal more difficult

  *比較級が形容詞や副詞を修飾する場合は全て可能。


[B] はるかにより多くのお金

 ・much more money
 ・far more money
 ・a lot more money
 ・a great [good] deal more money

  *比較級が不可算名詞を修飾する場合は全て可能。


[C] はるかにより多くの人々

 ・far more people
 ・a lot more people
 ・a great [good] deal more people
 × much more people
 ○ many more people

 *比較級が「複数名詞」を修飾する場合は,much が使えません。more は manyの比較級だから,本来その前に much を置いても理屈の上では問題ないはずですが,「much more 〜」という形では much のイメージが強くなり,この語が(複数形の)可算名詞を受けつけないのです。その一方,この場合に限っては「many more 複数名詞」が可能です。これは,「さらに一つ,二つ,三つ,…」と言うときに,one more ..., two more ..., three more ...とすることから,この数が大きくなった場合に many で代用するという発想です。


Question
ある文法書で次のような問題がありました。

 ( )内のうち適当なものを選べ。

 He remained ( silent / silently / silence) all the time.


答えはsilentで、解説には「第二文型なので、remainをbe動詞に置き換えると、He was silent all the time.と言えるので、副詞のsilentlyや名詞のsilenceは絶対にありえない」とありました。
しかし、同じ第二文型で、似た使い方の動詞として挙げられるkeepには、keep silenceとして使っています。どう理解したらいいのでしょうか。

Answer
彼はじっと黙っていた。

<a> He kept silent. (S+V+C)
  「彼は沈黙した状態を続けていた」

<b> He remained silent.(S+V+C)
  「彼は沈黙した状態のままだった」

<c> × He remained silence.(S+V+C)
  「彼は(「人」ではなく)「沈黙」のままだった」

<d> He kept silence. (S+V+O)
  「彼は沈黙を守っていた」

keep は第2文型で「…の状態でいる」という意味と,第3文型で「…を保つ」という意味とがあります。

<d>は第2文型(SVC)ではなく,第3文型(SVO)です。だから,名詞の silence を置いても問題はありません。 He kept a secret.(彼は秘密を守っていた)という場合と同じ使い方です。

ちなみに「じっと黙っている」は keep silence より,keep silent の方が一般的です。


Question
パーパーバックを読んでいて出くわすのが時制の一致の問題です。例えばI haven't realized you looked on me with such deep suspicion.という文章があります。これの時制をひとつ現在に戻すと I realized you look on me such deep suspicion..となると思いますが、これは現在もdeep suspicionを持っているので現在形になっているのでしょうか。それとも、I haven't realized you look on me such deep suspicion.を一つ過去に戻したものなのでしょうか。

Answer
I haven't realized (that) you looked on me with such deep suspicion.
君がそんな疑いの目で僕を見ていたなんて(いままで)気がつかなかったよ。

「今まで気がつかなかった」は過去から現在までのことだから現在完了形で表します。「疑いの目で見ていた」も過去から現在までのことだから,これも理屈的には have looked と現在完了形にすべきところです。しかし,you looked on ... 部分の文は haven't realized という述語動詞の目的語に置かれています。述語動詞で現在完了形を用い,その目的語部分の文中がさら
に現在完了形になる場合,後者の現在完了形は単純過去形に置き換えられる傾向があります。だから looked となっているわけです。一般にネイティブは「have [had] Vの過去分詞形」の繰り返しを嫌がる傾向があります。





【CONTENTS】

← トップページに戻る| このサイトについて英語学習法 | 英文法と語法 | 英語の表現 |英語の冠詞 | 英語学習コラム| 英語学習Q&Aメルマガ | 英語無料テスト | 英語学習教材| 英単語・英熟語・英文法の教材| 速読用リーディング教材| 四字熟語の英語翻訳辞典 | 和製英語の英語翻訳辞典| TOEIC, 英検, 受験英語情報 | 現代英語の基本英単語2000 | TOEIC でよく出る英単語 | 受験英語でよく出る英単語| 受験英語でよく出る英熟語・構文 | 東京大学でよく出る英単語| TOEIC と 英検の相関関係| 英検2級二次合格の心構え| 英検準1級二次合格の心構え| 試験によく出る不可算名詞| ビジネス英語&TOEICの必須英単語| 英語の例文集 | TOEICサイト| TOEFLサイト| 英検(2級、準1級)サイト | 国連英検サイト| 英会話学習サイト| 英文法サイト| 受験英語サイト| 英語学習全般サイト| 英語のニュース | 英語学習コミュニティサイト| 英会話スクール| 通訳 & 翻訳スクール|| 通訳ガイド & スクール| 英語学習用ソフト| 英語学習メルマガ|英語のリスニング

英語・TOEIC・英検の学習法、無料教材(英単語・熟語・英文法)のサイト