Question

一般に文法書では「朝(昼,晩,夜)に」の副詞句の作り方として,
「〜の朝(午後,晩,夜)に」 のように特定の朝(午後,晩,夜)はonで始めます。
としていますが,アメリカ人(二人)に次のような場合について尋ねたところ,

  A: What time is it in London now?
  B: It's eight (in, on) the morning of the 24th.

二人とも,on ではなくin の方がよい,という回答でした。

このような場合はonを用いるものだと学んで来たので,理由がわかりません。どうしてでしょうか? 教えてください。

Answer
単に「…の朝に」という場合は,on the morning of ... とします:

 on the morning of April 10 (4月10日の朝)
 on the morning of the funeral (お葬式の朝)

この形で,in the morning of the 23rd (23日の朝に)のように in を使っている例もまれに見受けられますので間違いとは言えませんが,一般的ではありません。

一方,on the morning of ... の前に early, (at) eight 等の時期や時刻を表す語を置いて「…の朝の〜に」という場合は,「〜 in the morning of ...」とするのが一般的です。ご質問の文はこれに該当します:

 at three o'clock in the morning of 20 April
 (4月20日の午前3時に)

 early in the morning of Monday
 (月曜の早朝に)

但し,この形でも on を使った例はかなり見受けられます:

 by 10 am on the morning of February 25
 (2月25日の朝10時までに)


on the morning of ... と in the morning of ... の使い分けは絶対的なものではありません。これは他の文法事項の多くにもあてはまることです。かといって適当でいい,というわけでもなく,大勢を占める流儀を文法ルールとして覚えておく必要があると思います。


Question

 (a) I keep reminding myself to get the timetable.

上記の文章を、過去進行形或いは現在完了形で言うことは可能でしょうか?

状況としては頼まれた事があって(timetableを友人の為にもらってくる)、3日間位そのことを忘れないように気をつけていて、timetableを取ってきて相手に渡し用事が完了した、というような場合の例文を知りたいのですが、自分で過去進行形、現在完了形を下のように作ってみても文法的に間違っているように思います。正しい例文を教えてください。また下記の例文のどこが間違っているのかもご指摘頂けるとありがたいです。
 
 (b) I was keeping reminding myself to get the timetable.

 (c) I have been keeping reminding myself to get the timetable.

Answer
keep は「keep ...ing」の形が可能であり,また「is [am, are, was, were] keeping ...」という進行形も可能ですが,「is [am, was, were] keeping ...ing」とingが連続するのは良くありません。これは,「is [am, are, was, were] beginning ...ing」が良くないのと同じです。(begin の場合は「beginning [starting] to 不定詞」とします)。よって,上記の(b)(c)は以下のように改めます。

 (b)→ I kept reminding myself to get the timetable.

   私は(過去の一定期間)忘れずに時刻表を手に入れるよう,
   ずっと自分に言い聞かせていた。


 (c)→ I've kept reminding myself to get the timetable.

   私は忘れずに時刻表を手に入れるよう,(今まで)ずっと自分に
   言い聞かせていた。




Question
私が常日頃、もやもやとしていることについてご質問させていただきます。

could have +過去分詞 や would have +過去分詞は、過去の事実に反対の仮定をして、「できただろうに」とか、「しただろう」という説明が、どの辞書や文法書にも書いてあります。

しかし、色々と英文を読んでいると、もちろんそういう使い方の文章も出てきますが、文脈から見て過去の事実の反対のことは言ってなく、単純に過去のことを言っているように読みとれるものも多くあるように感じます。

具体的な例を今挙げることはできませんが、辞書に書いている以上の用法があると感じています。このあたりを的確にまとめていただけませんでしょうか。

(例にはならないかもしれませんが、couldn't have been betterは、「これ以上はなかっただろう」すなわち「最高であった」という意味でしょうから、過去の事実の反対を言っているのではないと思います。)

Answer
「would [could, might] have 過去分詞」は「過去の状況を想像したり空想したりする場合に用いる表現」であり,事実に反する場合もあれば,事実がわからず想像して述べる場合もあります。
要は,事実がどうのこうのとは考えず,この形が「過去の想像や空想を表す」ということだけを覚えておけばよいのです。


【事実に反する例】

If he had come back alive, it would have brought disgrace on his family.

もし仮に彼が生きて帰ってきていたとしたら,彼の家族は辱めを受けていたことだろう。

 * 彼の家族は辱めを受けていない。


【事実関係がわからない例】

He wouldn't have noticed. He was too far away.

彼は気づいていなかっただろう。(気づかないほど)遠く離れたところにいたのだから。

* 彼が気づいたかどうかはわからない。


上記の例からもわかる通り,事実に反することを述べるのは「S would [could, might] have 過去分詞」が「if S had 過去分詞」と共に用いられる場合の,「if S had 過去分詞」の部分のことであって,「S would [could, might] have 過去分詞」のことではありません。



Question
ジャズのスタンダードナンバーに
You'd be so nice to come home to.
というタイトルの名曲があります.

この曲名の最後の"to"は必要ないように思えるのですが,
この"to"には,どんな意味があるのでしょうか?

Answer
「主語+be動詞+形容詞+to 動詞の原形(+前置詞)」となる文で,動詞の原形(+前置詞)の目的語が欠落する文は,その目的語が文の主語になっている,と理解して下さい。簡単な例を挙げてみましょう:

 (a) He is easy to talk to. = To talk to him is easy.

この文は talk to の目的語が欠落しているので,それは主語の He であると見なします。つまり「彼に話しかけるのは簡単だ」→「彼は話しやすい相手だ」という意味です。

 (b) He is easy to forget. = To forget him is easy.

この文は forget の目的語が欠落しているので,主語の He が目的語であると見なします。つまり「彼を忘れることは簡単だ」→「彼は記憶に残りにくい(=存在感のない)人だ」という意味になります。

 (c) You'd be so nice to come home to.

 = To come home to you would be so nice.

ご質問の文の come home to の目的語は You です。だから「あなたの住む所へ帰ることはとても素晴らしいだろう」ですが,would は「もしそうなったら…だろう」という空想の念を含むので,「あなたのいるところへ帰っていけたら,なんて素敵だろうか」,つまり「あなたと一緒に暮らしたい」と言っているわけです。

◆「to不定詞の目的語が文の主語になる構文」に関しては,ALL IN ONE の [117]Grammar&Usage で解説しています。ご参考に。



Question
Do you remember the incident where the bank was broken into?

この文章のwhereは関係副詞でしょうか またbroken into のinto の目的語はなんでしょうか。よろしくお願いします。

Answer
whereは関係副詞です。where ...は「そこで...」という意味で場所だけでなく「状況」も表すので incident (事件)を説明(=修飾)することができます。where は副詞なので in which という副詞句に置き換えて考えてみればわかりやすいでしょう。

 the incident / where / the bank was broken into
    事件    そこで  銀行が押し入られた
            ||
      その(事件の)中で(= in which)

「into の目的語は何?」という疑問を抱いたのは break into ...(…に押し入る)という熟語の知識がなかったことが原因でしょう。(break intoを一語の他動詞と考えること)。また受動態の基本が身についていなかったのかもしれません。

受動態とは,動詞の目的語を文の主語にもってきて「…される」という意味を作るわけですから,

  bank robbers broke into the bank
    (銀行強盗がその銀行に押し入った)


という能動態の文の目的語である「the bank」を主語に移動させて,

 the bank was broken into (by bank robbers)
   (銀行は(銀行強盗に)押し入られた)

という受動態ができたわけです。



Question
初級者用の英会話講座に時々通っていますが、そこで使っているテキストに、会話を聞いて時間を聞き取るヒアリングがありました。

例えば、「この銀行は何時に開いて何時に終了しますか。」とか、「この電車は何時に出発しますか。」「到着時刻は?」などです。

その解答欄に"opens...(space)...""closes""leaves""arrives"と書いてあり、空欄に時間を書くように促されています。

隣の方が「何故"opens"と複数形になっているのだろう」と言い、nativeの講師にも質問していました。(講師はわからないから調べてくるようです。)

私は、「え、これ可算名詞・・・じゃないよねぇ、Itが省略された3単現のsじゃないの?」と瞬間思いましたが、そう言われれば理由が全然わかりません。

何のsなのでしょう、また、もし喫茶店などで開店時間や閉店時間を看板に書くとすれば、どう表示されるのが普通なのでしょうか。


Answer
毎日繰り返されること,つまり習慣的なことは現在形で表現します。

・The bank opens at 9 am and closes at 5 pm.
 (この銀行は午前9時から午後5時までの営業です)

・When does the library open?
 (何時に図書館は開館しますか?)

・When does the library close?
 (何時に図書館は閉館しますか?)


また,現時点で確定している行事予定や交通機関の時刻予定も現在形で表現し
ます。

・The film opens in New York next week.
 (この映画は来週N.Yで封切りになります)

・The bus leaves in five minutes.
 (バスは5分後に出発します)


解答欄に記されていた opens, closes, leaves, arrives は全て,It opens ..., It closes ..., の It が省略されたもので,-s は三単現の-sです。

レストラン等の営業時刻の掲示は以下のようになります:

 ===============
     OPEN
 5 DAYS A WEEK
 7 A.M to 10 P.M.
 ===============

*この OPEN は形容詞で「営業している」という意味。



Question
こんにちは。unti(till)の用法について質問がありますのでよろしくお願いします。次の英文をみてください。これはあるOXFORDの英英辞典に載っていた文です。

There's no need to get in a frenzy - you've got until Friday to finish your essay.

訳は『あせることはないよ。感想文は金曜日までに終わらせればいいんだから』になると思うのですが、ちょっと気になったのが文中のuntilです。このような使い方は今まで見たことがなく辞書にも載ってませんでした。これはAll you have to do is finish your essay BY friday.としてはだめでしょうか?
ある文法に詳しい方にたずねたところ『このuntilは非文法的である。このような使い方をするべきではない』という意見でした。
またちがう方にたずねたところ『文法的に間違っているかどうかは分からないがこの使い方は実際英字新聞でよく見かける。』ということでした。

このuntilの使い方は一般的(模範文法として)に認められている使い方でしょうか?この使い方は間違っているので私たち学習者は真似しないほうがいい、とか模範文法の点からいえばよくないが実際の会話ではよく使っている、などなにかアドバイスをいただけたらありがたいです。

Answer
● 作文を終わらせるためには,金曜日まで(の)時間がある。

 (a) You've got until Friday to finish your essay. 
 (b) × You've got by Friday to finish your essay. 

  * 've got = have

(a)のuntilの使い方は until の基本的な使い方ですから ”本来的に” 正しいと言えます。

until ... は「…までの間ずっと(何かが続く)」という意味で,一方 by ...は「…までに(何かを終える)」です。

従って,(a)は 「あなたには "(時間が)金曜日までずっと" ある」 となり意味が通ります。 一方 (b)は「あなたには "(時間が)金曜日までに" ある」となり不自然です。by は「その時までに何かをする」であり「その時までずっと」という意味ではないから意味的に合わないのです。


● 君は金曜日までに作文を仕上げなければならない。

 (c) You must finish your essay by Friday.
 (d) × You must finish your essay until Friday.

(d)は「金曜日までずっと作文を仕上げなければならない」となり「ずっと作文を仕上げ(続け)る」ことなどできないから間違いです。

なお,All you have to do is finish your essay by Friday. は文法的には正しいのですが,「あなたがしなければならないことは他には何もない」という意味ですから元の文とはだいぶ意味合いが異なります。



Question
英語教師をしているものですが、He wil become a tennis player. と He will be a tennis player.ではどのようにニュアンスが違うのでしょうか?
(後者のほうを、英文でよく見かけますが、、、)できれば、シチュエーションを設定して、ご教授いただけないでしょうか。よろしくお願いします。

Answer
「will become ...」は「(未来のある時点で)…になる」という変化に重点があり,「will be ...」は「(未来のある時点で)…になっている」という状態に重点があります。

「未来において…になる」を英語にする場合,一般的には will become ...よりも will be ...,また,want to become ...よりも want to be ...の方がよく用いられます。これは,英語で「未来において…になる」という場合は「そうなっている」という「状態」を頭に思い描く傾向があるからです。

 (a) I will be a doctor in five years.
 (b) I will become a doctor in five years.

「in 時間」は「…後に」という意味です。上記(a)は「5年後には(既に)医者になっている」,(b)は「5年後に(国家試験にパスして)医者になる」という意味でどちらも可能ですが,(a)が「すでにそうなっている」という「状態」,(b)が「その時点でなる」という「変化」を示唆しています。(a)の方がよく用いられます。

このように「状態」と「変化」という考え方を身につければ,以下の(c)がおかしいことに気づくはずです。

 (c) You'll be sick if you keep working so hard.
    そんなに働き続けたら,あなたは病気になっているよ。

ここでは「働くことによって健康から病気になる(=移る)」という「変化」を示さないと意味的に不自然になるわけです。以下のように改めます:

 (d) You'll get sick if you keep working so hard.

  * become sick でもかまわないが,補語に形容詞を取る場合はgetの
    方が一般的。特にふつうの会話では「become+形容詞」は固い響き
    があるので敬遠されがち。


【練習問題】
秋には,この木の葉は全て赤くなる。
(a) The leaves on this tree will all be red in autumn.
(b) The leaves on this tree will all become red in autumn.
(c) The leaves on this tree will all turn red in autumn.

(a)は「秋には(既に)赤くなっている」,(b)(c)は「秋に赤に変わる」という意味だから,どちらの形にしてもかまわない。但し「(色が)…に変わる」という場合はbecome ...より turn ...の方がはるかに一般的なので(b)よりは(c)の方がよい。




Question
私が理解力に欠けるのかも知れませんが、どうしても、どうしても、完了形が理解出来ません。特に、過去形と過去完了形の違いです。例えば、一年一つの所で英語を勉強した後に、他の場所に移動した。と言いたい時はAfter I have studied English I had changed a placeと言うのが正しいのか、After I have studied English I changed a place.と言うのか正しいのか? また、After I studied English I changed a placeと言うのが正しいのか? 具体的に同じ文章を使って、過去形と過去完了形をご説明頂けませんでしょうか? 現在完了形は理解出来ています。とっても程度の低いご質問で申し訳けございませんが、どうぞよろしくお願い致します。

Answer
「そこで英語を勉強した後,別の学校に変わった」
(a) After I have studied English there, I had changed to another school.
(b) After I have studied English there, I changed to another school.
(c) After I studied English there, I changed to another school.

上記のうち,(a)と(b)は完全に間違っています。(c)は正しい文です。

(a)と(b)のように,「時を表す副詞節中の現在完了形」は「現在完了」の事柄を表すか,もしくは「未来完了」の事柄を表します。

日本文の「そこで英語を勉強した後」の「勉強した」は過去のことを指しているので「過去形」で表す必要があります。

ですから (c) の studied が正解です。

ちなみに,After I studied English there を After I had studied English there としてしまう人がいますが,この場合の had studied はいわゆる「大過去」と見なされず,「過去の一時点までの完了」と見なされます。つまり,「そこで勉強を終えた後」という意味合いになります:

 After I had studied there, I changed to another school.
 (私はそこで勉強をし終えてから,別の学校に移った)

 * had studied は「完了」の用法



Question
いつもわかりやすい解説をありがとうございます。
さっそく、look「〜のように見える」の進行形の用法について質問です。人に会って(A) You look nice. と(B) You are looking nice.と言うのでは、語感にどのような違いがあるのでしょうか。

状態性動詞 appear,seem, love, believeなどは、普通〜ingの形で使われませんが、進行形にすると一時的な状態ということを強調する役割があるようです。とすると(B)ではniceなのは今だけ、ということで大変失礼な言い方になってしまうのではないでしょうか。ちなみにコーパスでは(A)の使用が圧倒的に多かったです。

『Ship or Sheep?』 (by Ann Baker)という発音のテキストの中に Hello, Violet! You are looking nice.という会話文を見つけたので気になって質問させていただきました。

Answer
一般に現在形は習慣的なことを表し,それと区別して「習慣的でないこと」を現在進行形で表します。現在進行形には「一時的な状態を強調する」という役目があります。

例えば,You look nice. と現在形で言った場合 「あなたはいつもniceだね」 と言っているのか 「今日は nice だね」 と言っているのかはっきりしません。後者の場合は,You look nice today. とすればはっきりしますが,現在進行形を使ってYou are looking nice. としても,現在の状況を(いきいきと)伝えることができます。

同様の例を挙げてみましょう。以下はbe動詞を用いた場合の比較です:

 <比較>
 You are nasty.
 (あなたは意地悪な性格ね)…習慣的

 You are being nasty.
 (そうやって意地悪してるのね)…習慣ではない現在の状況

また,マクドナルドのCMで I'm loving it. ということばが出てきますが,これも現在の状況をいきいきと述べています。「私は今これにはまっている」 という感じです。余談ですが,これは,into という前置詞を使って,I'm really into it. と言い換えることもできます(intoの使い方は『30語超発想英会話』を参照)

通常は現在進行形にしない動詞を現在進行形で使う場合には,このように「習慣ではなく,現在の状況であることを述べる」 ということになります。但し,このことは,以下のケースには当てはまりません:

 I'm understanding it.

 I'm remembering what he said.

この場合の現在進行形の意味は,『Re-Start』 の付録P400 に解説がなされています。



Question
現在完了形の継続用法の場合,現在完了進行形を使うべきか,それとも,単純な完了形を使うべきか悩みます。

例えば,「私は登山歴は12年です。」という場合,現在完了形を使うのがよいのか,それとも単純な完了形がよいのか,どちらがよいでしょうか。

 (a) I've been climbing mountains for twelve years.

 (b) I have climbed mountains for twelve years.

学習参考書の中には,前者は『現在も続いていること』を表し,後者は,『現在ではすでに終わっていること』を表す,とありますが,これは正確な説明でしょうか。何かニュアンス的な違いがあるでしょうか。

Answer
(a) (b) どちらも継続用法として可能ですが、climbing の方が自然です。

(a)の現在完了進行形が現在も続いていることで,(b)の現在完了形が現在ではすでに終わっていること,という区別は当てはまりません。文脈がなければ,どちらであるかを明言することはできません。

ニュアンスの違いとしては,climbing の方が実際に山登りをしている行為を連想させるので、生き生きとした表現になります。一般的に進行形を使うとよりactiveでlivelyな表現になります。

例えば,インタビューの場面で,(a)の例文を聞くと,当人は山登りが好きだなという感じがします。(b) の表現では、そこまで推測するのはむずかしいです。

現在完了進行形は単純な完了形と比べて,感情の発露の度合いが強いと理解すればよいでしょう。


【 Linkage Club からのお知らせ 】

今日の質問は高校の先生から寄せられたものですが,Linkage Club では,英語の先生や上級学習者向けに,ちょっとレベルの高いQ&Aを公開しています。



Question
次の文の過去完了形(大過去の用法)についてお伺いします。

 The quality was better than I had expected.
 その品質は思ったより良かった。

この文の過去完了形を I expected と過去形にしても意味的には誤解がないと思いますが,それでよいでしょうか。


Answer
「大過去」 を表す過去完了形は,過去の一時点からさらにより過去にさかのぼった時点の出来事を表す場合に用いますが,過去完了形を用いなくてもより過去のことだとわかる場合は,用いなくてもかまいません。

ご質問の英文はこのケースに当てはまりますので,had expected とせず,単なる過去形で expected としてかまいません。

このようなどちらでもよいケースで過去完了形を用いるのは書き言葉で好まれ,やや堅い言い方に聞こえます。一方,過去形を用いると会話的な感じがします。

 The quality was better than I had expected. (文語的)

 The quality was better than I expected.  (会話的)



Question
次の文は「彼の乗った飛行機はまもなく空港に到着するはずです。」という意味で用いられた英文ですが,この文がなぜ進行形になっているのかがわかりません。His flight should arrive ... とすると何か意味が変わるのでしょうか。宜しくお願いします。

 His flight should be arriving at the airport shortly.


Answer
大きな意味の違いはありません。
あえて言えば,His flight should arrive at the airport shortly. は 「彼の飛行機がまもなく着くはずだ」 という予想を客観的に述べています。一方,進行形の,His flight should be arriving at the airport shortly. は,それを期待感をもって述べている感じがします。これは,進行形が単純形と比べより生き生きとした感じを表現するからだと考えられます。



Question
先日、NHKのある英語番組(口語表現の番組ですが)で「君は、ネットでそれをチェックしさえすればいいんだよ。」というフレーズを、

   All you have to do is check it online.

としていました。解説では「昔はto checkとtoを入れていたけれど今はtoは必要ない」ということでした。

私の頭が古いせいか、初めての表現でした。
ただこんな表現は名詞的用法すべてで使えるわけではないですよね。

どんな場面で、toの省略?が許されるのでしょうか?
また入試英語ではこういった表現はありえますでしょうか?


Answer
to不定詞(名詞用法)の to が省略されるのは以下のケースです:

 主語 is to 不定詞.  (<主語>は〜することだ。)
  ↑
 ここに do, does, did が含まれる



ご質問の文は,主語が All (that) you have to do で do が含まれているので to check の to が省略されています。

toを付けてもかまいませんが,省略することの方が多いようです。大学入試でもこの省略は出題されます。

この to の省略を含め,英語の省略は ENGLISH EX の 「倒置・省略」 というセクションをしっかり勉強なさることをお勧めします。



【CONTENTS】
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