Question
あるものの種類全体を表す場合は 「無冠詞複数形」 で表す、例えば 「犬(という動物)」は dogs とする、と言われますが、ある問題集で a dog の a は種族全体を表す a ( = any 〜というもの) であるから a dog で構わないといった事が書かれてました。 詳しい説明お願いします。

Answer
a dog は常に「ある一匹の犬」という意味ですが、使われる状況によって
ニュアンスが変化します。

 I like a dog. 

これは、「ある一匹の犬(a dog)」を頭に浮かべ、「私はその犬が好きだ」
と言っているわけですから、「犬という動物が(全般的に)好きだ」と言っ
ていることにはならず、「私には好きな犬が一匹いる」という意味に理解さ
れます。そこで、「犬という動物が(全般的に)好きだ」という場合は
(漠然と)複数の犬(dogs)の姿を思い浮かべる必要があり、I like dogs.
と言うのです。

 A dog was barking in front of the door.

これも、「ある一匹の犬が吠えていた」のであって、「犬という動物(全体)
が吠えていた」ではありません。

しかし、以下のようなごく一部の状況(=主語に置いてその主語の性質や
特徴を紹介する場合)においては、この「ある一匹の犬」が「犬という動物
(全般)」をつまり、「a 単数名詞」はがその種族全体を「代表する」こと
になります:

 A dog is a faithful animal.
 犬は忠実な動物だ。

これは、「ある一匹の犬」を頭に浮かべて「犬とはこういうもの」と言って
いるわけです。より一般的には複数の犬たちを頭に浮かべて、

 Dogs are faithful animals.

 と言います。


それでは質問です。「パンダ(という動物)は絶滅の危機にある」を英語で
言うと以下のどちらがよいでしょう?

 a.  A panda is on the verge of extinction.
 b.  Pandas are on the verge of extinction.

答えは b ですね。 a は「ある一頭のパンダが絶滅の危機にある」という文です。
「一頭が絶滅の危機にある」というのはおかしな話で、「パンダたち(pandas)
が絶滅の危機にある」のですよね? 「a 単数名詞は種族全体を表す」という
機械的な暗記をしているとこのような区別はできません。




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